ピックルボールを始めるときは、細かな反則をすべて暗記する必要はありません。まずはサーブを対角線へ入れる、最初の2回はバウンドさせる、キッチン内ではボレーしない、得点を声に出すという4点を押さえれば、練習会のゲームに参加しやすくなります。
この記事の前提
一般的なダブルスとサイドアウト方式を説明します。大会や練習会では得点方式・ゲーム数・ローカルルールが異なる場合があるため、主催者の要項を優先してください。
1ポイントの流れを図解
これがツーバウンドルールです。「各チームが最初の1打をバウンド後に打つ」と覚えると分かりやすいです。
サーブの基本
- 右または左のサービスエリアから、対角線の相手サービスコートへ打つ
- 打つ瞬間まで両足はベースラインを踏まず、少なくとも片足を地面につける
- サーブはノンボレーラインを越える必要があり、そのライン上はフォルト
- ネットに触れても正しいサービスコートへ入ればプレーを続ける
サーブにはボレーサーブとドロップサーブがあります。ボレーサーブには上向きの弧、腰より下の打点、パドルヘッド位置などの条件があります。一方、ドロップサーブはボールを自然に落としてバウンド後に打ちます。詳しい違いはサーブルールと反則例で確認できます。
得点の基本
一般的なサイドアウト方式では、サーブ側がラリーに勝ったときだけ得点します。多くのゲームは11点、2点差で勝利しますが、15点・21点や別方式を使う大会もあります。
ダブルスでは「サーブ側の得点・レシーブ側の得点・サーバー番号」の3数字をコールします。開始時は0-0-2です。これは開始チームだけ最初のサーバーがラリーを失うと、パートナーへ移らず相手にサーブ権が渡る例外を表します。詳しくは得点の数え方をご覧ください。
キッチンで禁止されること
ネットから7フィート(約2.13m)の範囲がノンボレーゾーン、通称キッチンです。キッチンに入ること自体は禁止ではありません。禁止されるのは、キッチンやそのラインに触れた状態でボレーすることです。
- キッチン内でバウンドしたボールは、入って返球できる
- キッチン外からボレーしても、その勢いでキッチンへ触れるとフォルト
- 衣服やパドルなど、身につけている物が触れた場合も対象になる
- ボレー後は、勢いと姿勢をキッチン外で完全に立て直す必要がある
境界線を含む具体例はキッチンルールの解説にまとめています。
ラリー中の代表的なフォルト
- ボールがコート外へ落ちる、またはネットを越えない
- ツーバウンドルールを守らず、最初の返球をボレーする
- ボールが2回バウンドしてから返球する
- プレー中に身体、衣服、パドルがネットへ触れる
- キッチンに触れた状態や、その勢いが残った状態でボレーする
ラインは原則としてインですが、サーブ時のノンボレーラインだけはフォルトです。判定に迷ったときは、練習会の進行役や大会審判へ確認しましょう。
初心者が試合前に確認する5項目
- サイドアウト方式か、別の得点方式か
- 何点先取で、2点差が必要か
- 最初にサーブするチームとコートサイド
- 使用するボールと施設独自のルール
- セルフジャッジや「ボールオン」の扱い
まとめ
最初は「対角線へサーブ」「両チームが1回ずつバウンド」「キッチン内でボレーしない」「3数字でコール」の4点から覚えましょう。競技会では、最新のUSA Pickleball公式ルールと大会要項を確認してください。
